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新社会人の方に考えておいていただきたいお金のこと

新社会人の方にとっては4月に社会人デビューをしてまもなく半月というところですね。

私もそうでしたがまだ多くの方は新人研修期間中というところかもしれません。

もう少し経ちますとはじめての給料日という方も多いと思います。

この最初の給料日を前にしてぜひ考えておいていただきたいことがご自身のお金との付き合い方です。

これから長い社会人生活の最初の一歩目でお金のことについてしっかり考えておくことはとても大事なことだと、最初の給料をもらったときにろくに考えていなかった身として痛感している次第です(苦笑)

今日は新社会人方向けに考えておいていただければ幸い、というお金のことについてお話させていただきます。

 

「カード払い」は予算を決めて明細を確認

キャッシュレス化の動きがいろいろなところで取り上げられているようになりました。

便利なものですから利用することそのものは何も問題はないわけです。

諸々の支払いをカードにまとめることでポイントがつくと考えて利用されている方もいらっしゃいます。

ただ家計相談を受ける中で様々な細目、例えば水道光熱費から通信費、食費など様々な細目をまとめて「カード払い」として家計のメモを持ってこられる方はけっこういらっしゃいます。

これでは何に使ったかがこちらもわからないんですね。

で、何も相談を受ける側の都合ではなく、この明細の中身を相談者ご本人がしっかり把握されていないといわゆる「使途不明金」が生まれやすくなります。

何に使ったかわからないお金です。

また何にいくら使ったか確認しておかないと「お給料日前にふところがさびしい」という事態に陥りやすくなってしまいます。

 

カードを有効に活用するポイントは二つです。

「予算を決めること」「明細を確認すること」です。

なおこれについては以前に当ブログ内の次の投稿でもお話をしていますのであわせてお読みいただければ幸いです。

家計の「使途不明金」をなくすために心がけること

 

カードの決済する予算をしっかり決めてその範囲内で無駄遣いしないようしっかり管理していくことが大事です。

とはいえまとまった明細が出てくるのは利用後のことですから、それまでもしっかり利用時の明細などを確認することは大事です。

またいわゆる家計簿アプリなどでカードの情報を連携できるものも存在します。

私も一応一つ利用しているアプリがあります。

とはいえ私の場合は自分でエクセルを利用して家計と事業用資金の管理票を作ってしまっているのであまり使わなくなっていますが・・・。

話を戻してみなさんはFPではないので、そこまでしなくても大丈夫です(笑)

ぜひ便利なアプリもありますので上手に利用して家計をしっかり透明化できるように心がけてください。

 

「先取り貯金」で貯蓄ぐせをつけましょう

社会人最初のお給料をもらうとうれしいという方も多いかもしれません。

でもこれから長い社会人生活、結婚、出産、住宅購入、起業など様々なライフイベントが起こるのではないかと思います。

またこういった既存のライフイベント以外の新たな生き方もありえるでしょう。

保険や金融商品、住宅ローンなどライフイベントに備えて利用するものは様々あります。

でも何よりも強いものは自己資金です。

 

たとえば十分な預貯金があれば現在の日本の医療保険制度においては高額療養費制度などがあるため無理をして医療保険などに加入しなくてもいいという考え方もできます。

(高額療養費制度は以前に「医療保険」加入前に知っておきたい「高額療養費」と「医療費控除」という投稿ででお話ししています。)

ちなみに私が社会人になりたての頃に保険に加入してその後どうしたかについては当ブログ内「自分の保険加入体験と「知る」ということの大切さ」でお話しています。

また家を買うにあたって住宅ローンを利用するにしても例えば全額住宅ローンを組むような事態は避けていただきたいことはすでにこの当ブログ内では「住宅購入と自己資金の考え方」などでお話をしているところです。

また起業するにしても「開業資金の中心「自己資金」」というお話を以前にしていますが何をはじめるにしてもこの「自己資金」の準備は事業にかける気持ちの高さ強さを表すものです。

・・・というように、様々な場面において預貯金をしっかり準備するということは私たちの生活の幅を広げいろいろな場面で支えてくれるものです。

そのためにも月々わずかでもいいので決めた金額を貯めるという「くせ」をぜひ社会人のスタートにあたってつけていただきたいところです。

 

そのためによく言われるのは「先取り貯金」といわれるものです。

お給料の中から先に貯金に回す金額を決めて残った金額で生活をしていく、という考え方です。

とはいえどのくらいの金額を貯蓄に回せばいいのかと思う方も多いでしょう。

一人暮らしの方であれば、月々の家賃や水道光熱費、食費、通信費、交際費など諸々の出費を可能な範囲で確認し年のために予備費も計上して残った金額を貯蓄にまわすことになるでしょう。

「いくらも残らないんだけど」と思った方もいらっしゃると思いますが、その場合まず月1000円でも2000円でもいいのでぜひはじめてください。

生活を続けていくともう少し貯金に回せる金額がわかってくるはずです。

もちろんその間無駄遣いはしないようにしてくださいね。

また会社のいわゆる「財形貯蓄制度」を利用して給与天引きで貯めるという選択もあると思います。

「キャッシュ・イズ・キング」という言葉もありますが、極端なインフレ局面であれば別としても、そうでなければ現金はいざというときに自身の家計を支えてくれるものです。

しっかり預金を準備することからはじめましょう。

 

自己投資もしっかりと

使途不明金のお話と貯めるお話をしましたが、もう一つ忘れてはいけないので自己投資、つまり自分にお金をかけるということです。

もう15年ぐらい前、私がAFP試験の勉強をしていた際、講師の大先輩FPの方から

「20代30代は金融商品での運用以外に自分にお金をかけてリターンを得ることができるよう努力することも大事ですよ」

といわれました。

「人生100年時代」といわれ正直私たち世代もそして若い世代のみなさんもこの後の国の制度などに不安をお持ちの方も多いと思います。

ぜひ若い世代の方には勤務先が厳しい状況になっても移っていけるような技術や能力をつけておいていただくという意味で「自己投資」あるいは「自分自身に対する保険をかける」ということも大切にしていただきたいところです。

といっても大変なことではありますけどね・・・。

不透明な時代ではありますがその分様々な機会がある、とぜひ前向きに考えていただいて新社会人のみなさんの前途が少しでもいい方向に向かっていける参考にしていただければ幸いです。

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