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「孤独死」の「不安」を具体化して対応策を考えてみませんか?

先日2019年1月12日の朝日新聞デジタルの記事の見出しです。

「自分の孤独死「心配」増加、50%に 朝日世論調査」

というものです。

この「増加」という意味は2010年の同調査では孤独死を心配する方が37%だったという点からきているそうです。

ちなみに

「現在一人暮らしの人に限ると、67%が「心配」と答えた。」

(朝日新聞デジタル2019年1月12日付同記事内より引用)

と同記事では伝えています。

 

「孤独死」のどういったことが「不安」なのか?

さてこの「孤独死」の「心配」ですが、具体的にはどういったことが心配なのでしょうか?

記事を読んでみてもそこまでは掘り下げて書かれていませんでした。

「心配」は漠然とした不安から生まれることもあるでしょうし、聞いた話、見た出来事などから自分の身におきかえて考えてしまうこともまたあるでしょう。

でも自分自身の生活の中で起こるかもしれない「心配」していることがどういった内容のことなのかはしっかり見極めておく必要があるのではないでしょうか。

 

例えば「死」そのものを「心配」している、という話であればこれはどうにもできないですよね。

誰にも等しく訪れるものですから。

ですからここはやはり「気持ち」をどう持っていくかという話になるでしょう。

あるいは以前に先々月こちらの投稿でお話ししましたが、私のような生涯未婚者の場合であれば最後は一人で死んでいくわけでい嫌でも「孤独死」になります。

というか人は一人で死んでいくわけですけど。

となんだか哲学的なお話しになりましたが、「死」そのものは「心配」しても仕方がない話になりますから、なるべく日々精いっぱい暮らしていく、ということになるのでしょう。

 

「人とのつながり」

小難しい話はこの辺にして、では「死」それ以外に「孤独死」の不安な点は何があるのでしょうか?

シンプルに「一人ではさみしい」ということもあるかもしれません。

看取ってくれる人が欲しい、という言い方でもいいかもしれません。

これは家族の方や友人知人などいざというときに駆けつけてくれる、助けてくれるネットワークを元気な時から、日頃から作っておくというお話しになるとは思います。

もちろんみなさん日々の暮らしがありますから過度な期待はできませんけど、それでも「人のつながり」というものを意識することは大切なのではないでしょうか。

 

とはいえなかなか仕事以外の人間関係を築いていくということは中年以降になると難しい側面も大きいですし、そもそも私もそうですがコミュニケーション能力というか積極的に人と接点を作ることが苦手な方もいらっしゃるかと思います。

ですからこれは個人個人の考え方でどうするかを決めていくことになるでしょう。

またもしかしたら「人のつながり」を持つくらいならば一人でいいという考えもあるでしょうし、あっていいと思います。

私自身もそれに近い部分がないとはいえませんので。

ただそういう方は「一人でさみしい」ことよりも一人でいることを受け入れることができると思われるのでそういう「心配」はないのかもしれません。

 

行政の制度なども知る

他に考えられる「心配」はどういったことでしょう。

亡くなった後のことを考えて、誰にも気づかれなかったらどうしようか、というものがあるかもしれません。

これについては例えば高齢者の方であれば自治体の見守りサービスの活用や緊急通報装置の設置といったことが考えられるかもしれません。

お住まいの自治体で一人暮らしの高齢者の方が利用できる制度を調べておくことが大切になります。

ちなみに練馬区では下記のような取り組みが行われています。

高齢者在宅生活あんしん事業

他の自治体でもこういった取り組みは行われているかと思います。

 

私のような現役世代の単身者については離れた家族や会社の方などに例えば「連絡がつかない」「無断欠勤した」などいつもと違う様子があったら対応してもらうことをお話ししておくことか思います。

会社の場合、最近はプライベートにはあまり踏み込まないことも増えているかと思いますので難しい側面もあるかと思いますが、その場合は離れた家族などに頼んでおくようなことが一つかもしれません。

 

他にもいろいろなことが考えられるかとは思います。

ポイントは「不安」なことは具体的にどういったことなのか、ということです。

そしてそれに対して解消する方法があるのかどうか、ということです。

イメージのみで考えるのではなく、「孤独死」の「何が」自分自身の「不安」になっているのかまで考え、それに対して何か対応策があるのかまで考えると少しでも「不安」をやわらげることができるのではないでしょうか。

もし対策が思い浮かばないという方は地元の自治体の窓口に相談することも一つですし、また当事務所でもご相談はお受けしています。

ぜひ対応策まで考えて「孤独死」の「不安」について考えてみてくださいね。

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