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現役世代の「孤独死」対策に関する媒体を拝見しての感想

孤独に対する二つの不安はあるようだけど・・・

今日はかなりとりとめもないお話しになります。

先日NHKのクローズアップ現代プラスが「孤独死サバイバル 50代から備える」というテーマで放送していました。

なんでも40代~50代の現役世代が終活セミナーに参加しているとのことで、特に「孤独死」に関する不安があるらしいというお話です。

ちなみにこの番組によると現役世代の「孤独死」に対する不安は二つの不安があって、一つは「孤独の中で死にたくない」という不安、もう一つは「死んだ後、人に迷惑をかけたくない」という不安だそうです。

 

仕事柄私自身も自身の「終活」については時折考えたりもします。

ただ「孤独死」についてはこのブログでも何度か触れていますが、私自身「ひとりで死ぬこと」そのことについては不安がない、というよりもこのまま生涯未婚でいけば黙っていてもそうなるわけで、それは自然と受け入れるしかないものではないかと思っています。

ひとりでひっそり逝ければそれに越したことはない、というのが私の考えです。

私の親父が亡くなった際には私も含め家族親族が見守る中で亡くなりましたが、このままいけばあの風景は自分にはおきえないということだけは理解できます。

 

「孤独の中で死にたくない」という思いはむしろ家族がいる方々のほうが強くもっているものなのではないかと愚考しています。

家族という普段当たり前のようにある存在が、子どもが独立し配偶者に先立たれると身近ではなくなり、日常的にひとりでいる時間が多くなったときに孤独の辛さを感じるのではないかということです。

 

さて私の場合むしろひとりであるからこそ「誰かに迷惑をかけたくない」という思いのほうが強くあります。

弟家族などの親族に負担をかけたくない、というのが大きな理由です。

またひとりで賃貸住宅など居住していて亡くなり数日発見されず特殊清掃のお世話になるというケースも、いろいろな方にご迷惑をかける可能性が出てくるわけで、これも避けられるものなら避けたいなという気持ちはあります。

 

現役世代の男性こそ心配になる

もう一つこのテーマについて取り上げていた媒体がありました。

週刊東洋経済の2018年11月3日号の特集「ビジネスパーソンを襲う「孤独」という病」というテーマでした。

こちらも現役世代の孤独死を考え備えるための内容でした。

特集内では「高まる孤独化リスク」として

生涯未婚率の上昇

離婚

不足するつながり

の3つをあげていました。

いずれも共通しているなと感じたことは、特に男性の現役世代にとって留意すべき点が多いのではないかということです。

 

生涯未婚率は女性が7人に1人と言われているのに対し、男性は4人に1人と言われます。

このことは生涯未婚率のニュースを見てのひとりごとという投稿で以前にお話ししています。

また離婚時に子ども親権を持つことが多いのは母親であることが多いのは我が国の傾向と言われるところです。

仕事にウエイトをおきすぎるあまり仕事以外のつながりが少ないといわれるのも、男性のほうが多いのではないでしょうか。

 

冒頭のクロ現プラスでもこの東洋経済の記事にも出てきた資料があります。

一般社団法人日本少額短期保険協会さんが今年2018年3月に発表した「第3回孤独死研究レポート」です。

各媒体ではこのレポートを利用して孤独死した人の約4割が現役世代というような説明をしていました。

そこでもう少しこのレポートを詳しく拝見してみましょう。

 

レポート内の調査対象期間は2015年4月~2018年2月となっています。

この間に「自宅内で死亡した事実が死後判明に至った1人暮らしの人」(このレポートの「孤独死」の定義です。)は男性が1682人でこのうち39.7%が59歳以下のいわゆる「現役世代」にあてはまります。

一方女性はそもそもこのレポートでいう「孤独死」とされた方が369人と男性の4分の1にも満たない人数です。

ただし女性の59歳以下の方は全体42.3%となっています。

男性も女性も「孤独死」の4割は現役世代ですが、特に人数から考えると男性の現役世代は女性に比べて多いことがわかります。

 

男性こそ現役のころから会社以外のつながりを作ろうということはよく言われるところですが、これもなかなか難しいのかもしれません。

クロ現プラスでもそういった動きを取り上げていましたが、気にかかったのはこうした交流会に集まったメンバーの方のうち男性が少ないという点です。

もしかしたらたまたまそうだったのかもしれませんが、例えば私が参加した先日の区の認知症サポーター養成講座をみても参加者の方はやはり女性の方のほうが多い印象を受けました。

 

「自立」した暮らしとリタイアメントプラン

現役世代にとってどのようにして「孤独死」を避けるか、という観点からの終活は確かにあってもいいことかと思います。

ただこれを避けるためには、そもそも現在の日常生活を省みて将来そういう可能性がなくなるような試みを個々人がしていく必要があると思います。

繰り返しになりますがいわゆる仕事以外での「つながり」作りということがよくあげられるところです。

とはいえどのくらいそういう「つながり」を構築したり頼ったりできるかは個々人の性格や暮らし方などによるところも大きいでしょう。

そのためにも「自立」した暮らしをしっかり続けながら高齢期に備える準備を考えていく必要があると感じています。

  • 住まいはどうするのか?
  • 年金はじめとした収入と支出のバランスはとれるのか?
  • 家事全般を自分でこなすことができるのか?
  • 健康管理は大丈夫か?
  • いざというときの公的制度や地域の仕組みなどを知っているのか?
  • 認知症などへの備えは考えているか?

ざっと思うままにあげればこのようなことが考えられます。

そういう意味では「孤独死」への対策としての終活はむしろ自分が働けなくなった際にどのように暮らしていくつもりなのか?というFP的に言えばリタイアメントプランの問題としてできるだけ前向きに考えていくことが大切なのではないか、と一独身者としても仕事の観点から考えても感じた次第です。

ちなみに以前に独身者こそライフプランを検討しましょうというお話を以前にしています。

興味のある方はあわせてこちらもごらんいただければ幸いです。

 

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