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「転機」についての雑感

私も人生が40代半ばに差し掛かっています。

正直言って思い描いていた人生とは程遠い暮らしを送っております(苦笑)

たとえば開業することそのものは考えてはいましたが当初の予定より早まったのは、想定していなかった出来事がおきたからです。

子供のころは、結婚して子供を持って家を買って、という風に生きるだろうと思っていたし、そう希望していたのですが、残念ながらどれひとつ叶っておりません(泣)

前々回にお話しましたが、親父が60代半ばで逝くとも思ってはいませんでした。

仕事場でもいろいろなことがありました。

そのどれもが考えてもいなかったことです。

それでも今のところなんとか生きてはおります。

悩んだことも苦しんだこともいっぱいあって、たぶん何かしらいいことはあったのだろうけど、いいことはあんまり思い出さないものですね(笑)

そんな予期せぬことが起きたときや逆に予期したとおりにいかなくて苦しいとき、どう乗り越えていくといいのでしょうかね。

 

転機とはなんだろう

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)の資格勉強をしていたときに学んだキャリアカウンセリングの理論の中で、頭に残っているものがいくつかあります。

そのひとつがナンシー・K・シュロスバーグという方が考えられた理論です。

この「シュロスバーグの理論」は「転機」というものをどうとらえ、どう乗り越えていくかという考え方です。

「転機」には「イベント」と「ノンイベント」があるとされます。

「イベント」というのは「あること」が起こることです。

「あること」とはたとえば私の場合、「前職の退職」であったり「父親の死」であったりでしょう。

人によっては結婚、離婚、出産、転職などがあげられます。

「ノンイベント」は逆に考えていたことが「起こらないこと」です。

私の場合「結婚できない」なんていうのはその典型でしょう(再度、泣)

あるいはうまく就職できなかった、大きな仕事の成果がでなかった、なんていうこともありますかね。

で、この転機に差し掛かると「人は変わる」とよく言いますが、実際この理論でも転機は通常次の4つのうち1つか2つ以上の変化がともなうものとされます。

ひとつ目に、人生における役割の変化

二つ目に、人間関係の変化

三つ目に、日常生活の変化

そして四つ目に、自分に対する見方の変化

こういう転機はいい変化ばかりではなく、人によっては辛い変化になることもあるはずです。

ここをどう乗り越えていくかがポイントになりますよね。

転機を乗り越えていくために「リソースを点検」し、変化を受け止めることで転機に対処していくということがこの理論の考え方です。

4つの「S」などと言われる「状況」「自分自身」「支援」「戦略」をまとめていくやり方が用いられます。

手短に言えば、転機となっている状況を自分なりに分析し、自分自身のことをよく考え、周囲の支援を受けることができるか把握し、どういう戦略で対処していくか、点検します。

そのうえで、選んだ戦略に基づいた行動計画を実行していくという形になります。

 

「転機」を作るというお話し

長い説明になりましたが、実は最初にこの理論を学んだときは正直それほどピンとこなかったものです。

それでも頭の隅には残っていたのですから、何かしらひっかかるものはあったのでしょう。

いつだったか、しばらくあとに日本マンパワーさんのCDAのテキストを読み直すことがあって、その時に、「あっこれ自分のことか」と思うくらいに読み直してみたものです。

自分の人生振り返ってみれば、後ろは転機ばかりなり、っていうのはさすがに言いすぎですが(っていうかその場合どんだけ落ち着かない人生なんだ、って話になりますが)それでも節目節目はやはりあったように感じています。

直近であれば、まさにこの開業自体が転機なわけですからね。

もっとも開業についていろいろ考え始めると、読む本も得る情報も変わってくるし、時間の使い方も変わってきます。

行く先も今まで足をむけなかったところに行くようになったりもします。

実は失礼ながら書かれた方を失念してしまったのですが、あるエッセイにあった言葉が忘れられずに頭に残っています。

それは転機が来ていると自然と読む本に「当たり」が増えたり、得る情報にも有意義なものが増えてくるというようなものでした。

勘が良くなるというのです。

そしてだからこそ意図的に「転機」は作るものなのだ、というフレーズでそのエッセイは締めくくられます。

実は先ほどの「シュロスバーグの理論」の「転機」の中に自分自身の意思で決めた転機というものがあります。

「シュロスバーグの理論」の転機の話にはまだいろいろあるのですが、キャリアカウンセリングの話を詳しくするわけではないのでおいといて、自分が以前に読んだエッセイにあった「転機」はまさにこの話だったことになります。

転機を意識して作ると日々の単調な景色に少し違う色合いが入ってくるものなのかもしれませんね。

私も振り返るといろいろつらいことはあったけど、そのたびに何かしらいろいろもがいてそこを通ってきたのかなと思う時があります。

自信をもって乗り越えてきたといえるかどうかはわかりませんが、今でもなんとかおかげさまで日々の暮らしが遅れていることに感謝しています。

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