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離婚後のライフプランと住まいの関係

「離婚後のライフプランを考える際に知っておきたいこと」というテーマでお話しを続けています。

初回は離婚後のライフプランを考えることの重要性と財産分与って何だ?という話題を取り上げました。

その2では「離婚に関連して登場するお金にまつわる言葉」のうち慰謝料と養育費について、その3では婚姻費用、年金分割そして児童扶養手当について触れました。

そして前回その4から「離婚後のライフプランに関するチェックポイント」のお話しをはじめて前回は離婚後の生活費のお話しに触れました。

ちなみに「チェックポイント」は前回その4でご確認くださいね。(リンク先からどうぞ。)

なおライフプランのご相談については当事務所でもお受けしています

離婚後のライフプランについて心配等ある方はお気軽にご相談ください。

今日は「離婚後のライフプランに関するチェックポイント」のうち住まいについてのお話しです。

 

離婚後の住まいは確保できているのか? 

離婚をするとしたら自分はどこに住むのか?ということを考えることは重要ですよね。

就職はじめ各種手続きにおいてどこに住んでいるのかを問われないことはほぼないわけです。

この「住まいを確保する」ということも優先順位の高いことです。

まず現状住んでいるところに住み続けることができるのか?という点から考えなければなりません。

これは基本として相手方が出ていくケースということになります。

持家であれば後ほどお話ししますが、住宅ローンの今後の支払いのことも考えなければいけません。

夫婦共有状態であれば共有関係を解消する必要もあるでしょう。

賃貸であっても離婚後の収入で家賃等が払っていけるかどうかという問題があります。

賃借人が別れた元配偶者名義であるならば家主等に連絡して変更などする必要も出てきます。

つまり今のところに住み続けると言っても何もしなくていい、ということにはなりません。

そのまま住めない方にはどういう選択肢があるでしょうか?

まず一時的でも実家に戻るという選択もあるでしょう。

生活資金的には大いに助かります。

ただ実家との関係がうまくいっていない方や実家が遠方のためお子さんのことなどを考えると難しい方もいらっしゃるでしょう。

その場合はまず賃貸、ということになりますが、前回お話しした生活費の確保ができるかどうかが重要になってきます。

シンプルにいえば家賃が払えるのかどうか、という問題です。

公営住宅という選択もありますが、これは抽選で競争率も高めですから当たらない可能性を考慮しておかなければなりません。

また出ていく側にとっても収入支出のバランスを考えながら賃貸等住まいを考える必要があります。

出ていく側に養育費等の負担があるようであれば、忘れずに収支に入れて住まいを探さなければなりません。

キャッシュフローを考えることの重要性がここでも出てきます。

いずれしても離婚後の生活設計や収支などを考慮してなるべく負担の大きくない選択をする必要があります。

 

持家で住宅ローンがある場合はどうするのか?

離婚と住宅ローンの兼ね合いについてはすでにこのブログでも何度かお話ししています。

細かい点については次のリンク先にてお話ししたこととかぶってしまいますので、併せてそちらをお読みくだされば幸いです。

夫婦共有で住宅購入する際の注意点

夫婦で住宅を共有する際のリスクも知っておきましょう

簡単にまとめると、住宅ローンを組んでいるということは金融機関等の担保に入っている、ということです。

もし住み続ける側に名義を変える必要があるのであれば、原則的には金融機関等の承諾を得る必要があります。

例えば夫婦共有名義になっている場合や夫名義を「財産分与」で妻名義にする、といったことが考えられます。

繰り返し原則論のお話しになりますが、住み続ける側の収入だけで残債を支払うことが難しければ承諾を得ることが難しいでしょう。

となれば売却して完済し残金を分配、ということも念頭に置いておく必要があります。

その場合にはいわゆる「オーバーローン」、つまり残債>売却価額となっていたら持ち出し=お金を自分たちで出して金融機関に支払わないと売れない、ということにも注意しなけくてはいけません。

ということで他にも細かな注意点がありますので、気になる方は一度ご相談をいただければと思います。

ただここで一つ付け加えると「住まいを確保する」のであれば現在の持家にこだわらずぜひ柔軟に考えていただきたいと思います。

離婚後の生活がひとり親世帯になる場合、そこにスタートからもしローンの残りがある=借金があるという状況ならばそれは不安感や生活への負担をもたらします。

ゼロからスタートするのだと考えて持家を清算し、住まいについても「新たな生活設計をする」ということも選択肢の一つとして検討いただければ幸いです。

 

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