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独身者こそライフプランを検討しましょう

いろいろな生活スタイルごとのライフプランや家計の考え方についてお話をはじめたところです。

前回前々回はそのさきがけに、新婚家庭に関する家計の考え方をお話しました。

今日からは私にとっても他人事ではない、独身者のライフプランについて考えてみることにします。

 

独身者が増加しているからこそ重要なライフプラン

すでに何度かお話していますように、生涯未婚率は増加傾向にあります。

今年の春ごろに発表された国立社会保障・人口問題研究所の調査による2015年時点の生涯未婚率は男性が23・37%、女性が14・06%、男性の4人に1人、女性の7人に1人が一度も結婚しないことになりそうだ、というものでした。

いろいろなニュースでも取り上げられていますし、私もまぎれも無くその1人です。

またこの生涯未婚率には含まれていませんが、結婚の経験はあるものの離婚や死別によって配偶者と別れ、お子さん等がいないまま再婚せず独身という方もいらっしゃいます。

この方々が年齢的に50歳前後に達していない場合、今後再婚等の予定がなければ生涯未婚の独身者同様にライフプランを考えていく必要があるでしょう。

パートナーがいない、という点においては状況が変わらないからです。

独身者の場合「1人なのだから先のことを考えないように今を楽しむ」くらいの感覚の方はけっこういらっしゃるでしょう。

また逆に「1人だから世間や親戚に迷惑をかけないようしよう」と言う方もいらっしゃるかもしれません。

ただどちらにしても「1人」である以上、将来に関する不安は、漠然としないまま頭のどこかにあるのではないでしょうか?

生活資金のこと、健康のこと、住まいのこと、死後の整理などいろいろあるでしょう。

また最近は独身の、特に男性に関するネガティブな記事も目に入ります、

中高年の独身男性の死亡リスクや自殺傾向のことなどいろいろなニュースや資料が出てきます。

そのうちの一つですが、厚生労働省ウェブサイトには2017年5月30日付けで平成29年版自殺対策白書がアップされました。

平成28年の男性自殺者は15,121人、女性自殺者が6,776人で合計21,897人と男性が女性の約2.2倍、自殺者数の69%が男性となっています。

また男性の死因のうち44歳までの各年齢階層のトップは自殺であり30~44歳までは1,000人を越えています。

45~49歳でも悪性新生物についで自殺は2位ですが1,410人となっています。

そしてこの白書の中には「配偶関係別の自殺の状況」として「平成27年における配偶関係別の自殺死亡率(配偶関係別人口10万人当たり)の状況」という資料がでています。

詳しくは厚生労働省ウェブサイト内の平成29年自殺対策白書で検索してごらんいただければと思いますが、有配偶者よりも未婚者や死別者、離別者の自殺数がかなり多くなっています。

多様化する社会の中で結婚が必ずしも重要とはいえないと思いますが、私も独身男性の1人としていろいろと思い悩むことがある部分も確かです。

独身であってもきちんと将来設計を考えることで少しでも先々の不安を解消することができるのではないか、と私は思っています。

 

独身者のライフプラン上の課題

独身者の特に人生後半に差し掛かってのライフプランにおける課題にはどんなものがあるでしょうか?

先ほども少し触れましたが、主に次のようなものが考えられます。

  1. 資力及び経済力の問題
  2. 住まいの問題
  3. 健康他生活面の問題
  4. 支援者又はパートナー等の有無
  5. 死後の整理について

と、こんな課題を挙げてみました。

1つ目はまず定年後やセカンドライフに向けての経済的な裏づけがあるかどうか、というポイントです。

2つ目は住まいをどうするのか?持ち家を買うのか、賃貸に住むのか、老人ホーム等への入所を考えるのかなどの問題です。

3つ目は特に日々の生活に関する問題です。

独身者の生活はリズムが乱れがちであったり健康管理が行き届かないケースも多いことと思います。

また家事が苦手、自炊が不得手という方ももちろんいらっしゃるでしょう。

この辺の問題をどう考えていくかです。

4つ目ですが、特に男性の方は1人ですと数日も人と話さない、ということが続くことがあります。

セカンドライフや自営の方などはこういう事態に陥りやすいことがあるでしょう。

体調が悪いときには発見の遅れ等につながることもありえますよね。

この部分をどうしていくか考えるということがポイントになります。

そして最後に5つ目ですが、一人であっても家財はあるわけですし、また自身の墓をどうするのかということも頭をよぎるかもしれません。

これらをどう考えておくか、という課題になります。

ということで次回以降、これらの課題についてもう少し詳しくお話していくことにします。

 

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