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住宅購入時には条件を絞ってみましょう

先日から「家を買うときに考えるポイント」というテーマでお話しをしています。

このシリーズはブログでのお話しですので、購入を検討する上でのあくまで一般的な考え方ということにはなりますが、各ご家庭ごとの事情を加味して考えるにあたっての一つの参考にしていたければ幸いです。

初回ではどんなポイントがあるのかについてお話ししました。

ちなみに整理したポイントは次の3つでした。

①家を買うタイミング

②資金計画

③物件探し

という3点です。

これを受けて2回目3回目では1つ目のポイントであるタイミングのお話しについて、まずお子さんのいるご家庭のお話をさせていただきました。

4回目では独身世帯の場合やパートナーとの二人世帯のケースのタイミングのことについて触れました。

5回目6回目では2つ目のポイントである資金計画のお話のうち住宅ローンのリスクについて知っておきたいことをお話ししました。

7回目8回目では自己資金について触れて、前回9回目では夫婦で共有することの留意点として持分とご離婚ということになったらどうなるかというをお話しをしました。

ということで、資金計画のお話しは前回までにして、今日からは3つ目のポイントである物件探しについてお話ししたいと思います。

 

重視する点を絞る

物件探しの時に気に掛ける点はなんでしょうか?

色々な面から考えるとは思います。

一つには資産価値もあるでしょう。

つまり購入後にもし売却するようなケースになった場合に、あまり価格が下がらなくてもいい物件を探すということです。

マンションの場合ですと売却しないまでも賃貸に出した場合に家賃収入がある程度見込める物件ということになりますかね。

中古物件や賃貸住宅が増えてくれば選別も厳しくなるでしょうから、この部分を重視する方はよくよく吟味する必要があるでしょう。

お子さんがいらっしゃるご家庭であればお子さんの通う学校との兼ね合いもでてくるでしょう。

また独身の方やパートナーと暮らしていく方の中には、通勤時間がもったいないからという理由でなるべくお勤め先に通える距離を短くするように考える方もいらっしゃるようです。

ただ転勤の可能性のある方の場合には、家を買った瞬間に転勤、なんてこともあるように聞きますけどね。

最近では治安の問題などもあるかもしれません。

お子さんや女性の方が帰宅する際にあまり心配なく通行できる、ということも大切でしょう。

できれば購入を考えている物件の近隣は昼と夜とを歩いてみて、明るさや人の通行量など気になる点を検討するといいと思います。

このブログで何度もお話ししている「防災」上の点からの選択もぜひ重視していただきたいところです。

地震やそれに伴う火災、最近では水害などの自然災害が想定される状況が続いていますよね。

防災に強い地域で物件を選ぶということもあるかもしれません。

立地に関することをずっとお話ししてきましたが、建物そのものにもいろいろと条件があるでしょう。

今お話しした防災の観点からいけば「耐震性」かもしれません。

またどうしても日当たりを重視したいという方もいれば、部屋数であったり間取りであったりという部分もあるでしょう。

気になるところはどうやらたくさんあるようです。

確かに一生に何度も買う可能性の低い買い物ですからね。

より良い、できれば理想の叶う物件を選びたいところでしょう。

でもそれってなかなかに難しいです。

駅から近くて広くて間取りも完璧、日当たりも良好、駐車場完備とか・・・。

恐らくないと思います。

大昔に不動産関係の仕事をしていた時期がありましたが、その際聞いた話で印象に残っている言葉があります。

「完璧な物件はない」

ということです。

この「完璧」という意味は「すべての理想を叶える」という意味です。

際限なくお金を使えるのであれば話は別かもしれません。

しかし多くの方が限られた予算の中で住宅を購入するのではないでしょうか?

とすればすべての希望条件をクリアするのはかなり難しい、というのはわかっていただけるはずです。

「そんなことはわかってる!」

とお叱りを受けるかもしれませんが、例えばご夫婦で物件購入時にもっとも重視する条件のすり合わせってできていますか?

ご主人と奥様とで重視するポイントが違っている場合にどの点に重きを置いていくのか、しっかり詰めてほしいと思うのです。

時折自宅を購入してわずかな期間でご離婚をされるケースをみかけます。

もちろん自宅購入だけが問題のはずはありませんが、せっかく購入してまもないのに上手くいかなくなってしまっては残念に思うこともあります。

重視する点をしっかりすり合わせて行き違いのないように物件の重視する点を考えていただきたいと思います。

ご夫婦のケースだけではありません。

独身の方でもなぜその地域で物件を買う必要があるのか、なぜその物件を買うのか、しっかり考えないと将来的にもし売却するとなったときに苦労することがあるもしれません。

気になることはいっぱいあるけれど、「これだけは譲れない」というものをしっかり決めて、あるいはパートナーや家族で話し合って絞り込んでくださいね。

次回はもう少し細かく見ていくことにします。

 

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