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家を買うときに考えるポイント~その5~

さて一回飛びましたが、先日から「家を買うときに考えるポイント」というテーマでお話しをしています。

このシリーズはブログでのお話しですので、購入を検討する上でのあくまで一般的な考え方ということにはなりますが、各ご家庭ごとの事情を加味して考えるにあたっての一つの参考にしていたければ幸いです。

~その1~ではどんなポイントがあるのかについてお話ししました。

ちなみに整理したポイントは次の3つでした。

①家を買うタイミング

②資金計画

③物件探し

という3点です。

これを受けて~その2~~その3~では1つ目のポイントであるタイミングのお話しについて、まずお子さんのいるご家庭のお話をさせていただきました。

また前回~その4~では独身世帯の場合やパートナーとの二人世帯のケースのタイミングのことについて触れました。

今日からは2つ目のポイントである資金計画のお話をしばらくしていきたいと思います。

ただしお金の話については一度、「基本から考える家を購入する際のお金の話」というシリーズを8回に分けてお話ししています。

重なる部分も出てきますので、そちらもあわせてご覧いただくことをお願いしてそれ以外のことでこのポイントのお話しを進めていくことにしますのでご了承ください。

なお「基本から考える家を購入する際のお金の話」のリンク先を下記に挙げておきます。

基本から考える家を購入する際のお金の話~その1~~その2~~その3~~その4~~その5~~その6~~その7~~その8~

 

住宅ローンの3つのリスク

「住宅ローンを借り入れて家を買うことは家賃と同じだから」という理由で購入する方もいらっしゃるかと思いますが、すでにお話ししたようになかなかそういうものではありません。

もし生活が苦しくなった場合、賃貸であればダウンサイジングをするなどして家賃を落とす等の工夫はできるかもしれません。

が、ローンの場合は支払いが難しくなれば、原則的には売却した金額で完済するなどの方法を考えなければいけません。

ですからなるべくであれば借り入れを少なくしたいところです。

とはいえ、これも結構難しいところですよね。

そもそも住宅ローンの返済が苦しくなるようなケースにはどんなことがあるでしょうか?

考えられるリスクは3つあります。

①返済不能リスク

②債務超過リスク

③金利変動リスク

という3つです。

一つづつ順に見ていきましょう。

 

返済不能になる理由

まず一つ目の「返済不能リスク」です。

これはまさに「返済不能」になることですが、なぜそうなるのでしょうか?

考えられることはこちらもまた3つです。

まず一つ目にそもそもの資金計画に無理があったというケースです。

一般に年収に対する住宅ローンの返済額は25%程度と言われます。

もちろん購入物件の価格や借入予定額によっても違いは出てくると思いますが、おおむねこのぐらいの比率が理想と言われます。

この比率を上回るような高い比率の返済額を考えている場合、一概にすべてダメとはいいませんが、本当に将来的に見てもきちんと支払いが可能なのかどうかはとても大事な問題です。

つまりライフプランなどの変更にも耐えうる額なのかどうか検討する必要があるわけですので、キャッシュフローのシミュレーションをしっかりしておくことが大切になります。

また以前にもお話ししましたが、マンション等の場合は管理費や修繕積立金などの支払いも考慮する必要がありますよね。

ですから返済額25%に取らわれてこういう支出を忘れてしまわないようにすることも重要です。

二つ目に家計の負担が増大してしまうケースです。

例えば思っていた以上に教育費がかかってしまうなどのパターンが考えられます。

もちろんお子さんの進路ですからできるだけ希望をかなえてあげたい方も多いと思います。

ただそのために教育費などを見直した結果、ローンの返済が厳しくなってしまっては大変です。

この辺りも先程の無理な資金計画の話と同じでしっかりシミュレーションをしておく必要があるでしょう。

お子さんの考えられるいくつかの進路ごとにかかりそうな金額を考慮して複数の検証をしておくことがいいと思います。

そして三つ目、これが予測の難しいケースなのですが家計収入が減少してしまうケースです。

一番考えられるパターンがリストラ等や転職などによって収入が減ってしまうパターンです。

また最近では大手の企業などでも業績の不振や経営上の問題などから、従業員の方の給与等にしわ寄せが出てくることも考えられます。

これに備えるというのはけっこう難しい問題ではあると思います。

ただ万一のことを考えて、自分自身のキャリアやスキルを上げることや職場外での人脈作りなども大切にするような努力も家計を守るためには実は重要なことでもある、ということを頭の隅にいれておいていただければと思います。

またそれがいいというわけではありませんが、興味のある方は社内規定などで可能であれば小さく副業にトライするということも考えてもいいと思います。

ただしその場合には、副業にあまりお金をかけないように小さな形でスタートすることが重要です。

コストがかかりすぎて家計を圧迫してしまえば本末転倒です。

またこのブログでも何度もお話ししているように、あまり信頼性のかけるセミナーにいっても支出が出るばかりでリターンがないことも考えられます。

自分の仕事が安定しているから大丈夫だとは思いこまず、万一のことを考えておくということも大切なのです。

長くなってしまいましたので、二つ目以降のリスクのお話しはまた次回に。

 

 

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