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「生涯未婚」を取り上げたテレビ番組を見ての感想

「家を買うときに考えるポイント」についてお話しをしていますが、所用もあって今日はちょっとお休みして手短なお話しをば。

昨日の午前中にNHKの「週刊ニュース深読み」という番組を見ておりました。

時々見ることもある番組ですが、昨日のテーマは「“生涯おひとりさま”社会到来!? どうなるニッポンの未来」でして、まあやっぱり気にしてみたしまったわけです。

ちなみに昨日の夜、実家の母親と電話で話をしていた際に「今日のテレビ、見てたでしょ?」とさすがによく子供の関心事をわかっている母親であります(苦笑)

ただ番組を見ていてなんだかこうしっくりこない感じがしました。

いろいろと多角的な視点で提言などもありましたが、今一つすっきりしないような・・・。

何が、というわけでもないんですけどね。

確かに番組の中でもいわゆる「標準世帯」という言葉についての疑義が出ていたり、「拡張家族」という言葉の提言があったりといろいろと考えさせられる点もありました。

ちなみにこの「拡張家族」という言葉をおっしゃっていた博報堂の荒川和久さんの著書「結婚しない男たち」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は以前に読ませていただきました。

内容はよく読めばしっかりしていてもろもろ調べられていると思うのですが、全体的に雰囲気がライトな感じで、ちょっと読みにくい本だったという印象でした。

話は戻りまして、また生涯未婚者のみならず離婚や死別によって独身となる方も含めれば、独身者48%と増える(男性の比率かどうかはちょっと聞き漏らしてしまいましたが)というお話しも興味深いものでした。

また見合いが減ってその代わりの機能を職場結婚等が代替していたようになっていたものの、最近ではその率も下がってきているということも紹介されていました。

一応別の意見として、母はプレゼンターの男性アナウンサーの方ががんばっていたことと独身女性の意見がもう少し聞いてみたかったというお話しをしていました。

なるほどそういう見方もあるのかなと思いました。

まあ一応番組でも紹介されていたと思いますが、男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯未婚ということで、男性の方が生涯未婚になる割合が多いわけですよね。

そういう意味ではどちらかというとを男性側にウエイトをおいたような構成かな、と感じた方が他にもいらっしゃったかもしれませんね。

確かにいろいろなところで指摘されていますが、この傾向が続けば主に社会保障制度の面でひずみが大きくなることは指摘されています。

またここでもこのところ「家を買う」ことのお話をしていましたが、確かに私も含め高齢単身者になった際の「住まい」をどうするのかという問題点は番組でも指摘されていたところです。

そして多様性を認める社会の中で「助け合える関係性」というものを作っていくべきというような話もありました。

とまあ課題が多いことはよくわかりました。

でもなんかこう現実的でない議論がされていたような気がしてしょうがない気分で番組をみていました。

つまり同じ独身者のことを語ると言っても、何か違う世界の独身者の話をされているような印象だったというべきか・・・。

例えば関係性づくりあるいは地域づくりといってもそもそもどうやって入っていったらいいのかわからない人もいるのではないでしょうか?

確かに独身の方は趣味や仕事をかんばっているから独身の方や、番組で中央大学の山田先生がおっしゃっていた「結婚するほうが親といっしょに暮しているより貧しくなると思っている」から結婚しないという方もいるかもしれません。

でも本当にそれだけだろうかと・・・。

異性に限らず人とコミュニケーションをとることが不得手で独身の方もいらっしゃるでしょう。

また以前にも申し上げたかもしれませんが、多様性と言われても「婚活」などの仕組みがもしいまだに「男性のみ年収記載」というようなものであれば、やはり自信をもって婚活することが難しくなるのではないでしょうか?

なんとなくこう数値や理論の話を中心に論じられていて、気持ちの部分や現実の婚活などの話が置き去りにされているような気がして仕方ない感じが私にはしました。

もちろんそのように感じなかった方もたくさんいらっしゃったと思います。

また議論の前提として数値や統計などが必要な事も確かでしょう。

でも結婚って気持ちの問題も大きいのではないでしょうかね。

時折このブログでもお話ししていますように、結婚あるいはパートナーを必要としているのに気持ちの問題で踏み込めない方が多かったり条件面などで婚活等に参加できない方がいらっしゃる点も実はあるのではないでしょうか?

なんとなく時間の関係もあったかとは思いますが、消化不良な感じで眺めていた番組だったなあと思ってしまいました。

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