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住宅購入時にライフプランも検討しよう

先日から「家を買うときに考えるポイント」というテーマでお話しをしています。

このシリーズはブログでのお話しですので、購入を検討する上でのあくまで一般的な考え方ということにはなりますが、各ご家庭ごとの事情を加味して考えるにあたっての一つの参考にしていたければ幸いです。

初回ではどんなポイントがあるのかについてお話ししました。

整理したポイントは次の3つでした。

①家を買うタイミング

②資金計画

③物件探し

という3点です。

これを受けて前回2回目では1つ目のポイントであるタイミングのお話しについてお子さんのいるご家庭のお話しから入ったところです。

今日はその続きからお話しします。

 

アバウトなものでもライフプランを作る

前回はいわゆる「人生の三大資金」のうち、お子さんのいらっしゃるご家庭では、教育費と住居費が重なる出費の多い時期があるということ、またこれが定年年齢に近づくほどいわゆる「老後資金」の不足額の準備が間に合わなくなる、というお話をしました。

また同じく前回触れましたように、平均初婚年齢が30歳前後ということも言われています。

こういったことを考えれば、住宅ローンを組んで家を買う場合のタイミングとしては、30代には購入しできれば借入期間を定年年齢もしくはその3~5年程度前に設定するということが一つ考えられるでしょう。

また同じ時期に35年ローンを組んで購入した上で、繰り上げ返済を活用し最終的な返済期間を短くすることも一つの考え方としてあると思います。

とはいえここで購入できなければ家を買えないという話ではもちろんありません。

預貯金があればもしくはあとから自己資金を準備すれば、借入金額を抑えることで購入時期を後の時期に遅らせる選択もありえるでしょう。

家族構成もかたまっていない状況で購入のみ先行したり、勤務形態で転勤等の多い方も焦ってすぐにすぐ買うという選択を取ることはないと思います。

とりあえずは返済するにあたってできる限りお勤めをしなくなる何年か前に完済したい、つまりうしろがどのぐらいまでならご自身が大丈夫かという時期を考えてみていただきたいのです。

そのためにも基本に忠実に考えれば、教科書的な言い方で個人的にはあまり好きではないところもあるのですが、やはりある程度ライフイベントやライフプランを考えたうえで購入することが重要ではあります。

もちろんきちんとした計画をたててもその通りに行くものではないとも思います。

「ライフイベントやライフプランって言っても・・・」という方ももちろんいらっしゃるとは思いますので。

ただそういった方々でも、計画性をまったく持たずに購入した結果将来的な見通しの中で家庭の資金繰りが苦しくなってしまうことは、家を買うにあたって一番怖いことであってぜひ避けていただきたいところでもあるのです。

一般的によくいわれるところですが、家計の収支において住宅ローンの返済額が占める割合は25%ぐらいがいいといわれます。

各ご家庭の年収からこの返済負担率になるよう考慮した住居費のほかに、購入後に毎年課税される固定資産税、マンション等であれば管理費や修繕積立金の負担も考えなければなりません。

そして教育費を仮定したり毎年の住まいにかかる金額とローンの年間の返済額等が25%程度となるか判断し、そして日々の生活費ももちろん考慮しないといけません。

教育費を考えるのにはお子さんがいくつになったら小学校入学とか中学校進学とか考えることも重要でしょう。

また生活費の中でも大きな出費、例えば車を利用される方は車の買い替えのタイミングをどうするかなどの問題も出てくると思います。

各ご家庭の中でアバウトなものでもいいので自分たちが80歳ぐらいまでの間にどんなことが起きそうか、いくらぐらいかかりそうかなどを考えてみてください。

人それぞれタイミングは同じではないはずです。

いずれにしても「家賃と一緒だから」という気軽な理由で住宅ローンを組んであとで苦しい展開にならないようにしたいところですよね。

 

柔軟なライフプランでの対応

もうひとつタイミングとして考えられるのは、あえてお子さんの独立後老後の不安を解消する目的で現金にて購入するという選択です。

つまり賃貸であれば老後も家賃を払い続けるけど、購入であれば固定資産税等しか出費がないわけで、毎年あるいは月々の生活費が削減できることを考えて購入する、という選択です。

お子さんの教育環境などを考えて子供部屋のある家を買いたい気持ちはわかるのですが、前回も触れましたようにお子さんの独立後は空き部屋になります。

つまりそんなに大きな家はいらないのではないか?ということがあるわけです。

もちろんそのときに買い替えをすればいい、という考えもありますが、希望額で売却できるかどうか、ローンの支払いは残っているのかどうかなど考慮すべき点も出てきます。

夫婦二人で住む家であればそれほど大きな家は必要なくなってきます。

また条件を絞れば価格をおさえることもできるでしょう。

もっともそれまでの家賃を考えると、ローンを組んでも早く買ったほうがいい、という方もいらっしゃるかもしれません。

ただ早く購入した場合には例えばローンの支払いが終わったころにリフォーム等の必要性がないのかどうかも検討が必要です。

日本の場合はご存知の方も多いと思いますが、例外はあるものの特に戸建て住宅などは20~25年で資産価値が著しく下がってしまうともいわれます。

またマンション等においても修繕積立金があるとはいえ大規模修繕が行われる際に資金が不足する事例もあると聞いています。

ですから早めに購入されて長く住もうという方はやはりリフォーム費用の発生を頭に入れておく必要があると思っていたほうがいいと思います。

このあたりのこともどういった考え方で住宅を購入するか、柔軟に考えれば一つの選択肢になりえるはずです。

ご家族でどういう将来像を考えているのか家を買うタイミングを図るにはぜひ一度話し合ってみていただきたいところです。

 

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