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早く読みたい「応仁の乱」

今日は全くの雑談でして、趣味に近いお話しをば。

なんか某新聞社も日曜日は経済をお休みするというテレビCMをしているので、今日は土曜日ですが、たまにはこんなお話しで恐縮です(笑)

先日NHKのニュースウォッチ9で中公新書から出版されている呉座勇一さん著「応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱」が取り上げられていました。

20万部を超えるヒットになっているのだそうです。

もうほんと、書店に行く度、手に取っては買って帰りたいと思うのですが、やっぱ仕事関係や情報収集の本が先になってしまって、まだ読めていないんです(泣)

店頭でパラパラっとした感じではけっこうしっかりした感じの内容で、時間をとってしっかり読みたいと思うのですが・・・。

番組でも取り上げられていたのですが、むずかしいことをむずかしく淡々と書いている本だということのようです。

(読めない言い訳をしているらしい・・・。)

でもこの時代の頃って、一言で言ってややこしい時代ですから、逆にけっこうおもしろいんですよね。

と以前から思っていた浅目の歴史フリークの私としては、ここにきてこの時代が話題になるなんてうれしいことですし、著者の呉座先生にも感謝したいところです、ハイ。

まだ読めていないけど面白いこの時代について、今日は軽くですが、つらつらとお話しします。

 

勉強しがいのある時代

この時代を私個人が面白いと思ったのは、以前に永原慶二さん著中公文庫の「日本の歴史10下剋上の時代」を読んだときです。

呉座先生がニュースウォッチ9のインタビューに答えて「英雄的な登場人物がまるで出てこない、1人も出てこないような歴史」とおっしゃっていましたが、永原先生も先ほどの「日本の歴史」の5ページで「英雄不在」という項目を作って著述を進めています。

織田信長や豊臣秀吉、徳川家康のような天下統一に向かったヒーローや坂本龍馬や西郷隆盛のような幕末のヒーローのような人物は出て来ない時代です。

将軍は酒を飲んだり文化芸術に力を入れて、その奥さんは金銭関係に力を入れていたというご夫婦です。

幕府の内部にしても簡単に言えば、いろんな武将がそれぞれの都合で権力闘争に突き進んでいったようなイメージです。

子供の頃によんだ小学館の学習まんが「日本の歴史」の9巻でもこの辺りのお話しは読みました。

ただ応仁の乱の項目は東軍と西軍が京都で長い間いくさをしたため街が灰になってしまった、みたいな感じで確か第3章が終わってそのまま第4章で東山文化の話にいったような記憶があります。

(違っていたらすいません、子供の頃の記憶なのでご容赦ください。)

で、学習まんが「日本の歴史」はその後10巻で関東に北条早雲が出てくる感じになります。

ですから当時の中央であった京都の歴史の記述はこの「まんが」ベースではあまり描かれていなかったわけですが、今にして思えば、子供向けにはやっぱりややこしい話だったんでしょうね。

そういえば話がずれますが、貧しい我が家でこのシリーズを私に買い与えたのは母でして、当初は私は全く違う本を希望していたのですが、その本がなく代わりに買ってきたのがこの学習まんが「日本の歴史」の確か1巻ではなくなぜか2巻でした。

それがおもしろくて歴史好きになったのですから世の中どこで何が幸いするのかわかったものではありませんね。

話がもどりますが、だんだんいろいろ歴史を勉強していくとなんだか応仁の乱のあとの室町幕府は将軍のことからなにからなんだかほんとにややこしい雰囲気になっていたり、そういえば細川勝元とか山名宗全が亡くなったあとの幕府って、あるいは管領家ってどうなったんだろうという疑問もいろいろでてきたんですね。

8代将軍が義政ということは知られていますが、義政の後の将軍って15代まで続くのに有名な将軍って少ないですよね。

もともと太平記好きの私がその流れで手に取った中公文庫の「日本の歴史」がそのややこしさを助けてくださってまたおもしろく読ませていただくことができたきっかけになりました。

そうそう、そういえばこの応仁の乱をテーマにした大河ドラマ、ありましたよね。

視聴率的にはあまり振るわなかったそうですが「花の乱」。

三田佳子さんが日野富子を演じた作品。

正直最初の時はあんまりしっかり見た記憶がないんですけど、その後ケーブルテレビ局等で放送されているのを見て「あらおもしろい」と思ったものです。

奥田瑛二さんの演じている一休宗純、そう一休さんが出てくる時代ですが、興味深かったですよ、ホント。

あと音楽がとてもきれいで、また野村萬斎さんの演じる細川勝元の舞がよかったんです。

なんかこの新書の登場で、またどこかで放送してくれると嬉しいのですけど。

ところで、この時代は民衆が権力者をあてにできなかった時代であったともいえます。

ですから京都の幕府中央政府だけでなく地方にも戦乱が飛び火していく中で、「惣国」と言われた「山城国一揆」のような住民自治の動きが出てきた時代でもあります。

そもそもこの乱が起こったころの京都は大飢饉で、八万人を超える餓死者が出たといわれています。

そんなころに中央政府の内紛のようないくさがはじまり、将軍は酒席や文化方面に目が行って政治を投げてしまっている状況です。

それでは、民衆も生きるためには自力でやっていかなきゃ、と思いますよね。

上がどういう状況になっても力強く踏ん張って生きようとする一般の人たちが、実は一番強い人たちかもしれないと思うのは、もしかしたらいつの時代でも変わらないことなのかもしれません。

う~む、やっぱり新書、早めに読むことにしよう、っと。

 

 

 

 

 

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