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人が亡くなって葬儀から火葬までどう進むのか?~私たち家族の事例~

前回の「人が亡くなってから葬儀までどう進むのか?~私たち家族の事例から~」に続いて今日も私の親父が亡くなった際の状況を例に人が亡くなってから葬儀までどのように進むのか見ていくことにします。

特に私同様に子世代の方には参考にしていただくことがあれば幸いです。

今日のお話に入る前に、前回のところで死亡届や火葬許可証のお話には触れませんでした。

ここは基本的には葬儀社の方が死亡届等の書類の準備をしてくれることが多いでしょう。

親父が亡くなったころにはまだ私自身にこの分野の知識がなかったせいもあるのですが、我が家の場合も私が死亡届の届出人として署名し、これを葬儀社の方が提出にいってくれました。

親父の戸籍(母が存命なので現時点では除籍ではありません。)の身分事項欄には届出人として私の氏名が出ています。

また火葬許可の申請もこの際にいっしょにおこなってもらっています。

なお「墓地、埋葬等に関する法律」の規定によって亡くなってから24時間を経過しないと火葬できないことになっています。

(墓地、埋葬等に関する法律第3条に規定があります。)

とはいえ前回親父の葬儀までの日程をお話しましたが、最近は火葬場が混雑しているということは報道などで伝えられているとおりです。

先日も私の遠縁が亡くなったという話を母から聞きましたが、火葬まで1週間程度かかるというお話でした。

したがって基本的にはこのあたりのことも葬儀社の方とよく打ち合わせをしておく必要があると思います。

なお死亡届については以前死亡届の届出先と届出人死亡届の届出期間というお話を、また火葬許可については終活とお墓のはなし~その2~というところでお話をしています。

より詳しいお話を知りたい方はあわせてそれらもお読みいただければと思います。

さて本題、今日はお寺さんとのお話しからです。

 

お寺とのお付き合いがなかった

我が家は代々の家ではありません。

ですからどこかの檀家さんというわけでもなく、また以前からこのブログでお話していますように、お墓の準備もしていなかったわけで、普通に仏式葬儀をしようと思ってもお願いできる先がないということになりました。

葬儀社さんの担当者の方の前でどうするかと頭を抱えていたところです。

ただ幸いに親父の実家側から檀家さんになっているお寺のご住職を紹介してもらえたため事なきを得ました。

とはいえ生前に親父が実家を出て別の家となっていることから、親父の希望もあってそちらのお寺のお墓には入れない方向ではありました。

あとで母から聞いた話ですが、親父の実家がそちらのお寺に長年お世話になっていることからご住職さんにもその点はご理解いただいて公営墓地に入れることも視野に、基本的にはしばらく自宅安置となりました。

それが以前にこのブログでもお話ししているように現在まで続いている状況です。

さてこの辺りみなさんはどうでしょうか?

例えば子世代のみなさんは自分の実家の檀家のお寺さんとお付き合いがありますか?

親御さんにご住職さんをご紹介いただいたことなどがありますか?

また仏教以外の宗教を信仰されている方はどのような段取りで葬儀を行うか考えていらっしゃるでしょうか?

葬儀になると決めることが多くなりますが、実際に仏式でやるならば御坊様にお経をあげていただく必要があるわけで、なかなかに判断が難しいところでしょう。

またよく言われているように費用面の支払い等も悩むところです。

こういった点が最近御坊様を派遣するようなシステムが登場してきている理由かもしれないなと最近つくづくそう思います。

ちなみによく困るお布施ですが、私たちの場合は率直に金額をご住職にお伺いして、お渡しするタイミングも葬儀社の方にアドバイスをいただきました。

ここも大いに助けていただいたところですね。

 

葬儀から火葬へ

通夜の日も葬儀の日も参列してくれた親族の方をお迎えして、私一応喪主でしたのであいさつなども何度かしました。

何度もしゃべると話すことはほとんど一緒ですけどね。

喪主の動きを心配する方もいらっしゃいますが、ここは丁寧に葬儀社の担当の方から動きを教えていただき確認をしました。

この辺りからも葬儀社さんの選択がとても大切なことがお分かりいただけると思います。

また私が喪主と言っても実は母が中心に動いていることも周囲はわかっていますし、弟夫婦も一緒にがんばってくれていましたから、あまり心配もしなかったところです。

またお寺へご住職をお迎えにあがるのですが、ここでは来てくれた私のいとこの旦那さんにも手伝ってもらいました。

葬儀となるとやはり家族だけではできないものだとあらためて感じたことです。

ちなみに打ち合わせに来た葬儀社の方が、私と弟が話している様子を見ながら「仲がよろしいんですね」といっていたのが印象的でした。

お伺いするとやはり兄弟姉妹でなんとなくギクシャクしているケースはよくあるところのようです。

葬儀という故人の最後の場面ですが、やはり難しいところはいろいろあるみたいですね。

つまりここもすごく重要なところで、こういう事態に備えて家族がまとまることができるのかどうか、ギクシャクしたまま進んでしまうのかという点も葬儀については重要である、というのはどなたもよくわかっていらっしゃるとは思います。

まあそれでも実際に難しいケースはあるわけで、だからこそgoogleの検索で「葬儀 兄弟」とうつと「葬儀 兄弟喧嘩」という第二検索ワードが出てくるのでしょうね。

幸い我が家はそういったこともなく済んでいます。

葬儀が終わり火葬場に親父を運んで、骨になった親父を骨壺にいれて火葬場を出ました。

葬儀後、精進落としをすませ、親父の骨が本人の望んでいた自宅に帰ってきたのは1月4日の夕方、親父が旅立って5日後のことです。

どうでしょう、親父が予定外に早く旅立ったため、私も含め家族は何一つ準備を考えていなかった点がお分かりいただけるのではないでしょうか?

よくエンディングノートや遺言書で葬儀の方法やお墓のことなどを書いておくといいという意見もあります。

確かにそれは誤りではないのですが、実際に普段そういうことを家族で話しておかなければ書面だけではなかなか円滑に事は進んでいかないと思います。

ただもし子世代で先ほどのお話ししたように争いがあるのであって、親御さん世代がこのことにもし気付いているのであれば、葬儀の方法に関してはエンディングノートなどで意思を伝えておくことも考えておくことがいいかもしれません。

そして子世代からは親御さんの葬儀についての意思を不快にならないように親御さんに伺っておくことが重要でしょう。

しかしこれも親御さんたちがもし認知症などを発症すればその意思は聞き取れませんよね。

やはり「終活」は親世代の元気な時にこそ、そしてできれば親世代だけでなく「親子で」しておくべきものなのです。

 

 

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