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人が亡くなってから葬儀までどう進むのか?~私たち家族の事例から~

今日と次回と備忘録的に私の親父が亡くなったときのことを振り返りながら、葬儀までどういう流れで物事が進んでいったのか、どこで何が困ったのかをお話したいと思います。

一例ですが、特に私同様に子世代の方には親世代に万一のことが起きたケースに備えて、よろしければご参考にしていただければと幸いです。

 

病院から葬儀社さん、遺体安置へ

親父が亡くなったのは暮れも押し迫った平成24年12月30日午後のことです。

お医者様から死亡時刻の宣告をいただいて正式にというとおかしな話ですが、死亡したことになりました。

悲しい中で、まず考えなければならなかったのは病院から親父を出さなければいけないということでした。

つまり亡くなった親父を病院がいつまでもあずかってくれているわけもなく病室においておくわけにはいかないんですね。

親父の体を病院の看護士さんたちが運び出せる状況にしてくださる間に考えたのはまず葬儀社さんへの連絡でした。

といっても葬儀社さんも当然一社ではありませんからどう選ぶのかというところはありました。

が、地元ではよく知られている葬儀社さんがあって、親父が存命のころ身内に不幸があった際にも親父からその葬儀社さんの名前を聞いたことがありました。

母もよく知っている葬儀社さんでしたし、また親父が亡くなった病院からその葬儀社さん及び斎場(ホール)がかなり近いということもあって、そこにお願いすることは比較的すんなり決まりました。

すべての事例が我が家のようにすんなり決まるわけではないと思います。

ただ後ほどお話ししますがこの葬儀社さんを選ぶところはとても大事なところかなと思います。

私たち家族の場合は幸い担当者の方にも恵まれ葬儀社さん選びはとてもよかったなと思っております。

親に万一の事態がおきた場合に備えてあらかじめどこの葬儀社さんにお願いするのかは考えておくといいでしょう。

親父が亡くなったのが午後1時30分で、ありがたいことに親戚が多数駆けつけてくれている中、葬儀社さんの手配が終わり親父を病院から葬儀社さんの斎場(ホール)まで車で運んでもらったのはその日の夕方寒くて暗くて雨の降る日のことでした。

ちなみにこの迎えの車に親父を載せるのも男手が必要で叔父にも手を貸してもらって乗せた記憶があります。

ホールに親父の遺体を安置してもらい、そこで葬儀社さんの担当者の方と打ち合わせです。

ここもよく言われているように家族だけでは落ち着かないようであれば、親族例えば伯父伯母や叔父叔母などがいる方は同席していただくことをお勧めします。

ちなみに母の隣には叔母が座っておりました。

 

葬儀の形を考える

さて次にここで悩んだのが葬儀の形でした。

亡くなる前日の夜、親父は「家族葬でやれ」といっておりました。

そこでその意向を葬儀社さんの担当の方とお話しすると

「けっこう人数少なくて寂しいですよ」

という回答が返ってきました。

これを「営業」とか「余計なお世話」ととらえる向きもあるかもしれません。

もちろんその側面もあったでしょうが、実はそれだけではなく、親類の数を聞いた担当者の方がくださったアドバイスであったという側面もありました。

親父の親類は数が多く、また母の親類とも付き合いが多かったため来てくださる方が多い可能性があったわけで、そうなると家族葬のプランでは人数的にたくさんの方が呼べません。

いろいろと打ち合わせをしつつ家族葬ではなく参列者を親類縁者におさえた小規模の通常葬儀の形態をとることでここは落ち着きました。

この葬儀の形態ですが、故人の意思を尊重することももちろん大切なのですが、残された家族が今後も何かと故人の親類等とも行き来があったり何かとお世話になることもあろうかと思います。

もちろん最近流行の言葉で「死後離婚」という比喩が使われるように亡くなった配偶者の親類と縁切りするのであればそれでもいいかもしれません。

が、私のように母が一人暮らし、弟も仕事で忙しい状況の中、親父亡き後万一の際に母を助けてくれる親類縁者は一人でも多い方がありがたいという考えもありますので参考までに。

このような残された家族のあとあとの生活面も考慮して葬儀をどうするのか「親子終活」で話して考えてみることは大切だなと思っています。

 

辛い時だがしっかり考える

それからこれも重要なことですが、悲しみの直後に葬儀のプランを考えていくのは確かに骨が折れます。

しかしそこで流されるままに葬儀をお願いするのは後でトラブルのきっかけを作ることになります。

ちょっと横にそれますが独立行政法人国民生活センターのウェブサイトで2015年12月17日に

「大切な葬儀で料金トラブル発生!-後悔しない葬儀にするために知っておきたいこと-」

という情報が公表されています。

詳しくは国民生活センターウェブサイトでご覧いただければと思いますが、相談時間が短く、十分な話し合いが持てないまま、見積もりも高額になるケースがあるようです。

以前参列した別の葬儀ではなんだか段取りがいまひとつで、後日聞いた話によれば葬儀社さんとうまく話しが進んでいなかったところがあったようです。

また特に費用の面はやはり後で大きなトラブルになることが想定されます。

私の記憶では打ち合わせの中でけっこう細かく明細を詰めていった記憶があります。

特に覚えているのは納棺士さんの手配をするかどうかについて葬儀社さんの担当の方からお話しがありました。

説明を求めたところ映画「おくりびと」の例を持ち出して説明いただき、それを聞いた母が「ぜひやりたい」と希望したため金額等を確認してプランにいれてもらいました。

これは幸い参列した親族にも好評でしたが、このように明細を丁寧にひとつひとつ聞いていくほうがいいでしょう。

さらにもう一つ日程の問題がありました。

親父が亡くなったのは先ほども申し上げたように年末でして、葬儀はそのホールで行うことにしたものの火葬場の日程がありました。

地域によって多少違いはあるとは思いますが、年末年始で日程調整が難しかったことから通夜を年明け1月3日夕方、葬儀火葬を翌日1月4日の午後という日程で行うこととなりました。

で、このときうちの実家では狭いため斎場で親父を安置してもらうことになりました。

また葬儀社の方からの申し出もあり、通夜の晩は母と私、弟の3人で付き添うだろうけどそれまでは親父のことはお願いすることにもなりました。

さて葬儀を通常形態でするとなり今度は別のことで考える必要のあることが出てきました。

続きはまた次回に。

 

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