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防災の観点と自動車運転

先日、運転免許の更新に行ってまいりました。

東京の府中市にある運転免許試験場です。

5年なんてあっという間ですが、できあがった免許証の写真を見て「歳とったなあ・・・」と思うことしきりです。

特に白髪がだいぶ増えたあたりに、髪が白くなるのが早かった両親の遺伝を感じずにはいられません(笑)

ちなみに今日の写真は、試験場の近くにある都営武蔵野公園の様子です。

秋の過ごしやすい一日の中で、こんなに色づいた木々の様子を眺めて、なんだか素直にきれいだなと思って写真におさめた次第です。

少しピントがずれている気もしますが、その辺は昔から写真を撮るのも撮られるものに苦手な私のご愛敬ということで。

さて今日はそんな免許試験場の講習でお聞きしたお話しからいくつか拾ってお話ししたいと思います。

 

カーラジオの活用

2011年の東日本大震災のとき、東京では電車がほとんど動かず、そのため徒歩や車で移動する方が増えました。

しかしその後の報道等でも伝えられているとおり、車が動かず大渋滞を起こしてしまったことは都内の多くの方がご存知のことと思います。

また最近は国内でも地震が多くなっており、地震発生時と自動車の運転の関係については確認しておきたいところです。

ただしこの件については地域ごとによっても多少は考え方が違ってくるかもしれません。

そこで今回は都内についてどのような心得が必要かおさえておくことにしましょう。

参考にするのは今回の免許更新の際に配られた一般財団法人東京都交通安全協会が編集発行した「東京の交通安全 安全運転のしおり」です。

けっこう目を通さないで処分する方が多いというお話しも聞いたことがありますが、役に立つこともありますので一度は目を通してみたいところですね。

さてこのしおりには「震災時の運転者の心得」という項目があります。

地震が起きた場合、運転していたらどのような行動をとるといいのかポイントがまとめられています。

例えば運転中に地震が発生した場合、できるだけ安全に左側に停止させ、ラジオなどで状況の把握に努めることが指摘されています。

私も東日本大震災前までは車内ではCDなどで好きな音楽を聴くようにしていました。

が、震災以降はもっぱらラジオが多くなりました。

もともとラジオは比較的聴くほうであったとは思いますが、それでも緊急地震速報などの受信も含め、ラジオの聴取をするように心がけています。

またラジオをかけておくと、例えばトンネル走行中に事故等が発生した場合、緊急情報がラジオを中断して流されるところがあるようです。

私も事務所から近いいわゆる井荻トンネル内で一度受信したことがありました。

防災という点ではカーラジオの活用、個人的にはおすすめです。

 

大震災発生時の交通規制

運転中に震災に遭遇した場合、先程の「安全運転のしおり」では道路の中央部分を開けて左側に止めるよう留意することがうたわれています。

さて、この中央部分をを開ける、というお話しなぜだかみなさんお分かりかとは思いますが、一応念のため確認しましょう。

「大震災交通規制」で検索すると警視庁ウェブサイト内の「大震災発生時の交通規制はこのようになります」というページが検索結果に出てきます。

このページを見るとわかりやすいのですが、東京では震度6弱以上の地震が発生した場合、環状7号線から都内側へ車が入っていくことが禁止されます。

また私の事務所からほど近い環状8号線から内側への車の流入は抑制されるとされています。

さらにこれまたよく運転する道路でもある目白通り他5つの路線と各高速道路及び首都高速道路は、自動車専用道路となって一般車両は通行できなくなるわけです。

すでにみなさんもお気づきのように、大きな災害が発生すれば人命救助や消火活動などさまざまな緊急事態が発生します。

そのために緊急車両が通行する道路やスペースを確保しなければなりません。

道路の通行制限等が発生する事態になることはもちろんですが、一般道路等でも緊急車両の通行部分を確保する必要があります。

先程の「道路の中央部分を開ける」というお話しの答えはまさにこの部分にあるわけですよね。

みなさんもお気づきのとおりのことと思います。

 

もし車を置いて避難するならば・・・

さてもう一つよく言われているところは災害の発生状況に応じて、車を置いて避難する場合です。

先程道路の左側に寄せることはお話ししましたが、重要なのはエンジンは切ってもカギをかけたままにすること、ドアをロックしないことです。

普通と逆のことですが、これは災害対策基本法によって運転者がいない場合、道路の管理者つまり自治体などが車両を動かすことが可能になっているからです。

いわゆる放置車両が災害救助等の妨げになることがあるからですね。

ところで、この場合、当然のことながら貴重品は持っていかなければいけません。

ですから当然ながら普段から車内に貴重品を置かないことは基本としても、他にも避難時には可能であれば車検証などが一式入ったファイルやETCカード、といったものも忘れないようにしたいところです。

またこれは「東京防災」にも書かれていますが、車内に連絡先のメモをおいておくことも気にかけておきましょう。

ただし災害が身近に迫っていればそもそも車とともに被害に遭うことはありうるわけですから、その場合にはまず安全の確保を最優先にしていただくのはもちろんのことです。

起こってほしくはないけれど自動車運転時にも震災が発生することは十分に考えられます。

運転される方はこういった情報もぜひ防災情報の一環としてチェックしておいてくださいね。

 

 

 

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