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遺言書は「いつ」書くべきなのか?~その2~

前回遺言書は「いつ」書くべきなのか?というお話をさせていただきました。

今日は続きをもう少しお話したいと思います。

 

遺言書は一回だけ書くものとは限らない

前回「遺言書は何度でも書き直せる」とお話しました。

例えば60歳代後半に遺言書を一度書いたとします。

そこから10年以上元気に暮らすことはごく普通にありえるケースです。

そのときに10年前とは資産状況も家族の状況も自身の「想い」も変わっていることもまた当然のお話でしょう。

そこでもう一回遺言書を書くことが起こりえます。

70歳のときに書いて、80歳のときに書く、なんてこともあるでしょう。

元気でいる間は当然にいろいろな変化が起こるわけですから、これはごく当然のことだと思います。

ただ一方で考えもしない速さで、万一のことが訪れることもあるでしょう。

そのときに遺言書があればトラブルにならなかったのに、と残された親族が辛い想いをすることも考えられます。

エンディングノートと遺言書の決定的な違いはみなさんもご存知のようにエンディングノートでは相続のお手続きの参考にはなっても、それを使って法律的に財産を分けたりすることはできないわけです。

だとすれば、転ばぬ先の杖ではないのですが、前回もいったようにまず自身の資産などを確認する意味でも一度遺言書を作ってみることがいいと思います。

 

なぜ「もう少し先で」と思ってしまうのか

これも前回お話しましたが「もう少し先で」と思ってしまう理由はどこにあるのでしょうか?

「考え始めると意外に書けない」

「また状況が変わるかもしれない」

「なんとなく・・・」

さまざまな理由が出てくると思います。

みなさん後の世代や残された親族に迷惑をかけたくないという「想い」は共通してお持ちのことと思います。

が、実際に書くにあたっては書き方への疑問や不安だったり、書くとなんとなくそのままでなければいけないような思い込みがあったり、あるいはその遺言が本当にベストかどうか迷ったりと思うとなかなかに書けないものです。

もし一人で遺言書を書くことが不安であれば、専門家にご相談いただくこともひとつの方法でしょう。

っていうと何か自分のところに話をもってきてしまうようになりますが・・・。

ただ相続のことや終活のことにいろいろと心配事があるのであれば、それは早いうちに一度検討してみるといいと私は感じています。

そのためにも「どうしようかな?」と思ったときに一度遺言書を書いてみることをおすすめします。

もちろん以前自筆証書遺言の要件はなかなかに厳しいというお話をしたように自筆証書遺言の要件は法律できちんと決められています。

それを守らなくてはいけないことは確かです。

ただそれでも「書こう」と思ったときには一度向き合ってみることが大切です。

と考えれば遺言書はしっかり考えることができるときに書いてみるもの、と思っていただければなと思います。

 

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