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わかりやすく基本的な保険のはなし~その9~

「わかりやすく基本的な保険のはなし」というテーマでお話しをしています。

わかりやすく基本的な保険のはなし~その1~では遺族保障と必要保障額のお話しについての入り口になるお話しをさせていただき、~その2~では「必要保障額」のうち特に「支出見込額」についてお話させていただきました。

~その3~では「必要保障額」のうち特に「収入見込額」の「柱」である遺族年金についてざっとお話しして、~その4~では「収入見込額」の続きで遺族年金以外の「収入見込額」と「必要保障額」が適正かどうかについてお話ししました。

「必要保障額」が出てきたところで~その5~から生命保険の基本的な種類のお話しとして「定期保険」と「終身保険」について、~その6~では養老保険と保険の組立てについて、~その7~では収入保障保険などその他のいろいろな保険のお話を少しずつさせていただきました。

前回~その8~では最近流行の医療関係の保険についてお話しをする前にそもそも医療保険が必要なのかどうか、ということについて高額療養費や医療費控除などのことを交えてお話ししました。

今日は医療系の保険についてざっとその商品を見てみましょう。

何度もお話ししていますように今日のお話しもごくごく基本的な内容のお話しです。

楽な気持ちでお付き合いくださいね。

 

医療保険は病気やケガへの備え

医療保険はその名のとおり「医療」に関する保険、つまり病気やケガに備える保険です。

病気やケガで入院した際、または手術をした際に給付金を受け取ることができます。

妙な言い方をすれば「生命」に関して備える保険ではありません。

ですから被保険者が亡くなった時でも死亡保険金といったものはなかったり少額だったりです。

ちなみに私も一つ医療保険には加入していますが、これは以前の事業所で加入していたもので、退職時に解約しないでしばらくそのまま持っておこうと思ったものです。

この私が契約している医療保険の死亡保険金は50,000円となっています。

確かに少額ですよね。

この商品のメインはあくまで病気やケガで入院したときに1日あたり5,000円とか1万円とか契約金額×入院日数分のお金がもらえる、というところにあります。

私がFPの勉強をしていた10年以上前は俗に「4日免責」なんていって入院後5日目から給付されるなんてことが多く、そのため初日から支払うケースでは短期入院の特約などをつける形になっていました。

が、最近は初日からきちんと入院日数としてカウントされるようで、私の加入している保険もパンフレットに「日帰り入院から保障」なんて書いていますね。

ただ1回の入院の限度日数や通算の限度日数などもあるので、確認してみるといいでしょう。

とはいえその日数を使い切るケースも少数かなとは思います。

1回の入院で1か月をこえる入院をするケースはよほどの重い病でないかぎりは少ないのではないでしょうか。

このあたりも前回お話ししたように高額療養費などがあって現金の蓄えがあれば医療保険は必要ない、というお話しにつながる部分ですね。

医療保険は手術を受けた際にも給付金が支給される内容が多くなっています。

他にも様々な特約がついていたりしますが、あまりたくさんいろいろな特約を付ける必要もないのではないでしょうか。

シンプルに考えた構成の方がいいですね。

 

ガン保険をどう考えるか

医療保険に比べてガン保険は加入をすすめる意見が見受けられます。

ガンは治療や入院、再発のケースなど診断されてからも長い戦いになることが多く、その間の金銭的負担をカバーするのに大切だと思う方が多いからでしょう。

実際、私も医療保険はさきほどお話したように事業所の関係で入っていたものでしたが、ガン保険については自分で積極的に入りました。

私の父方の祖父は胃ガンで亡くなり、母方の祖父は肺ガンで亡くなっているため、ガン健診も毎年受けていましてね。

そんな理由で気にしているがん保険です。

ガン保険はお分かりのとおり病気をガンに特定した保険商品です。

基本的にはガンになったと診断されたときに給付金が、入院すると日額10,000円などの給付金が、手術すると1回の手術の種類によって10万円、20万円、40万円とかの給付金が、それぞれ出てくる仕組みです。

入院日数には基本的に制限がなく、また特約によっては入院後の通院にも給付金が支払われたり、最近では先進医療を受けた場合の給付金が支給されることもあります。

さてガン保険でわかりにくいのは「悪性新生物」と「上皮内新生物」という言葉です。

証券などに「約款を読んでください」的に書いてあるけど、読んでもわかりにくい・・・。

いろいろ別の本を読んだり保健会社のHPを閲覧すると、上皮内にガンがどどまっているケースが「上皮内新生物」で、割合ステージゼロとか初期とかとりあえず転移する可能性がとっても低い状態でのガンという意味合いのようですね。

一方「悪性新生物」、こちらはいわゆるガンで「基底膜」なるものをこわして細胞の奥に達しているようなイメージでしょうか。

ただガンの内容もさることながら大切なのは、ガンの状況によって取り扱いが違う、つまり「上皮内新生物」では給付金が出なかったり、「悪性新生物」よりも金額が低くなるケースがある商品もあるということです。

実際私の加入しているガン保険では「上皮内新生物」の給付金は、「悪性新生物」の給付金の半分になっています。

このあたりガンと診断されれば全部同じ額が出るわけではない、ということを理解してガンの診断がされた場合は保険会社に早めに相談するようにしましょう。

また加入を検討される方はこの違いも意識して考えてくださいね。

ということで医療系の保険の話は次回にもちょっと続けます。

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