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ミッドライフとキャリアチェンジ~その3~

ミッドライフとキャリアチェンジというテーマでお話させていただいています。

一回目のミッドライフとキャリアチェンジ~その1~では主に中年期に迷いや悩みが生まれたり、環境の変化が起こるというお話をさせていただきました。

前回~その2~ではそういったことが起きたときにどういう行動に向かうかを見て、冷静な判断をしようというお話をしました。

今日は転職や起業などにおいて冷静な判断ができているのかどうか考えてみるお話です。

 

内面を掘り下げる

たとえば「今この業界が盛り上がってチャンスだ」とか「これからはこういう時代だ」と先読みして転職や事業をはじめようと試みる方がいらっしゃいます。

もちろんそれがダメなわけではありません。

きちんと根拠が示せて、それがやりたいという気持ちがあり、かつ計画性があるものであればいいと思います。

ただ前回~その2~でもお話しましたように、それが衝動的なものであったり突拍子もないものであったりするならば、うまくいかないキャリアチェンジになってしまう可能性が高いでしょう。

転職にしても起業にしても冷静な判断のもと新しいものに挑戦しようとするならば、最初にまず「なぜその仕事をしたいのか」をはっきり掘り下げる必要があります。

以前に「起業したいけど・・・」の「けど・・・」を掘り下げるというお話をさせていただきました。

これは起業したい気持ちを妨げているものを掘り下げるというお話でした。

が今回の「掘り下げる」は自分の内面を掘り下げる作業です。

「けど」ではなく「なぜ」の部分を掘り下げていくことが大切です。

「なぜ」それがやりたいのか?

たとえばそれが子供のころから実はやりたかったことだという人もいるでしょう。

また自分自身がそのことが好きだという人もいるでしょう。

自分の今までの経験が生かせるとか、すこしフィールドを変えてみたいという方もいらっしゃるでしょう。

そして先のことを見据えて働き方を変えてみたいという方もいるのではないでしょうか。

いずれにしろ自分の「なぜ」と向き合っていただきたいのです。

「今の職場で先が見えて嫌になったからとにかくよさそうなところに行きたい」というのはまず厳しいですよね。

きっかけとしては今の職場への不満があってもいいのですが、新しい環境で前向きに変わっていくことができなければやはり長続きはしません。

またこれもありがちですが、前の職場との関係があまりにこじれてしまうことも辛いものがあります。

特に私のように狭い業界におりますとたとえば師匠とトラブルになるようであれば、その後もあまりいい評判は生まれないと思います。

おなかの中ではいろいろな想いがあっていいのですが(私は何もありませんよ、念のため(笑))きちんと自分の先のことを考えた選択でなければ中年期のキャリアチェンジはあとで辛いことになりかねないと思います。

まずしっかりと自分のことに向き合ってみましょう。

 

自分のことを棚卸しする

自分の内面に向き合うというと、なんだかすごい難しい作業になるように感じるかもしれません。

が、実はそんなに大変なわけではないのです。

まずは自分のことを棚卸ししてみることから始めてみましょう。

棚卸しというと自分の仕事の成果を書くとかいう風に思えるかもしれませんが決してそうではありません。

成果を書いたりするのはもっと後、たとえば具体的に転職先へのアピールやなどや事業計画に反映させるときに必要な話です。

ここでいう棚卸しは自分自身の経験であり興味のあったことであり、がんばってきたことであり、続けてきたことであり・・・と自身の人生の中で影響を与えたものや大きく心に残っているものを確認していく作業なのです。

かつて私がキャリアカウンセラーの資格を取得した際に勉強した中では自分の人生の出来事や影響を受けたことや人、成功体験や失敗体験を書き出すということを行いました。

その中から自分の得意なことや興味のあることが浮かび上がってきます。

また仕事においては自分がやりがいを持っていた仕事や成果をあげていた仕事などキャリアに関するものが少しですが見えてくるはずです。

それらをよく見て考えると自分がこれから進もうと思っている方向が、衝動的なものではなく、ちょっと大げさに言うと「必然性」があるのかどうかが少し見えてきます。

これがもしまったくつながりがなく、本当に感情の高ぶりだけで新しい方向に動いているとすればちょっと怖いものがありますよね。

私の知り合いが転職の活動をしていた際にその相談員の方に

「自分のキャリアにはある程度責任を持たないとね。」

といわれたそうです。

この言い回しがいい表現かどうかはさておき、やさしくいいかえてみれば、まったくやったことのない仕事に進むことのリスクをちょっときつい表現でおっしゃったのだと思って自分のこころに残っている言葉です。

「責任を持つ」というよりも今までの自分自身の経験は自分にとって大きな資源であり、財産になっていることは間違いないでしょう。

それを闇雲に放棄するのはもったいないと思うのです。

しっかりと自分のことを見つめて気持ちの迷いや不安に対処していけるように、棚卸しにトライしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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