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ミッドライフとキャリアチェンジ~その1~

私はいろいろな出来事が重なり43歳で独立開業という選択をしました。

「そろそろ始めないと間に合わないかな」と考え始めたのはちょうど去年の今頃だったでしょうか。

秋の終わりに43歳になるのを前に1年後ぐらいを目標にスタートしようと思っていたいましたが、諸事情もありそれよりも前にスタートを切ることになったわけです。

そんな私の周辺には同世代で様々な悩みや迷い、時に思いがけない出来後に巻き込まれたり、びっくりするようなことを始める人がいたりします。

この40歳周辺の年齢層には、いろいろな転機になるような事態が訪れてくると同時に、冷静な判断を失ってしまって周囲がびっくりするような行動に走ってしまうことも起こりうるようです。

そこで今日からしばらく40歳を挟んだ「アラフォー」と呼ばれる時期とキャリアに関してお話しをしてみたいと思います。

 

迷いや悩みの生まれる40歳周辺

「ミッドライフクライシス」「ミドルエイジクライシス」「中年の危機」「思秋期」

これらの言葉のうち一つでも聞いたことがある方はいらっしゃるでしょうか?

いずれも40歳前後の時に出てくる悩みや迷い、ストレスなどによってやってくる苦しい時期を指したような言葉です。

もともとは心理学などの言葉であり、私の専門外ですから詳細な説明は控えさせていただきますが、ネット検索をすると丁寧な説明をしたHPはけっこうあります。

また私の手元には河合隼雄さんの「こころと人生」という本があるのですが、そこには次のような記載があります。

家庭のほうもうまくいっている。子どももいる。何もかもうまくいきだすと、急に「いったい、私は何のために生きているんだろう」とか、「人生の本当の目的は何だろう」というようなことをふっと思いかける。そうすると、たまらなくなってくるんです。

(河合隼雄著 株式会社創元社発行 河合隼雄セレクション「こころと人生」132ページより引用)

このように端から見てうまくいっている人でもこういう悩みを抱えたりしています。

また逆にいろいろなことがうまくいかなかったり、いろいろと加齢によるおとろえが出てきたり、また環境が変わったりしたがゆえに悩みや苦しみが出てくる方ももちろんいらっしゃいます。

つまり一見うまく生き方がまわっていても、逆に大きな壁などにぶつかったりしても悩みや苦しみがおそってくる時期なのかもしれません。

またミッドライフクライシスは男性は二人に一人がかかるというはなしも聞いたことがあります。

内閣府の発表している自殺の統計がありますが、平成27年の状況のうち年齢別でみる自殺者数は40~49歳の層が4406人で最も多く、またこのうち4分の3にあたる3166人が男性である、というデータが出ています。

もちろんミッドライフクライシスには否定的な見解もあるようですべてをひとくくりにするわけにはいけないのですが、少なくとも何か受け入れがたいようなことや苦しさが見えてくることもはあるようです。

 

環境の変化

先程もお話ししましたが私個人としては、うまくいっている方の悩みもさることながら、どちらかというと自身の体や仕事、家庭などの環境の変化に対して戸惑っている方がこの悩みや苦しみを抱えているのかな、と思います。

私の話で恐縮ですが、結婚できずに長らくきてこれではいかんと急に思い立って「婚活サービス」なるものに登録して挫折したのも5年前38~39歳になる頃でしたし、親父が亡くなっていろいろ環境が変化したのはその翌年の年末のことでした。

体にもいろいろ出てきて高血圧の症状も出てきましたし、体力もだいぶ落ちてきました。

そんなことが重なって「いつまでも師匠のもとにいていいのか?」と悩み始めたのもその直後のことです。

実際諸事情も重なり師匠にお世話になりつつも独立開業することになりました。

とまあこれは私の話ですが、みなさんはいかかでしょうか?

例えばよく言われるのは

「会社にいても先が見えた。この先どうしていこうか?」

という悩みかも知れません。

また家庭がうまくいかないとか、失業したとか、大きな病で人生観が変わったという方もいらっしゃるでしょう。

「四十にして惑わず」は孔子の言葉とされますが、実際にはそうでない方がいらっしゃるのもまた現実ではないでしょうか?

そこでいろいろ迷ったり悩んだりしてもがきながらより良い判断ができればいいのですが、中には冷静な判断能力を失ってしまうこともあると思います。

そのタイミングで転職や起業をする場合、一歩立ち止まって検証しなければ、また新たな悩みや苦しみを背負うことになりかねません。

勢いでいってしまうことも必要な部分ではありますが、衝動的だったり感情的だったりした判断だけでは長く続かないことになると思います。

このお話しのシリーズでは、悩みながら苦しみながらのキャリアチェンジをお考えの方や勇気をもってそれを思いどどまる選択をされる方の、少しでもお役に立てればいいなと考えています。

 

 

 

 

 

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