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終活のポイントとお墓のはなし

「終活」の目立つ時期

「お盆休みをふるさとで過ごす人の帰省ラッシュがピークを迎えました。」

という言葉がテレビやラジオで聞かれる時期になりました。

お盆といっても地域ごとの風習があって、時期に違いはあるのですが私の田舎も含め地方では8月13日に迎え盆(迎え火)、8月16日に送り盆(送り火)という地域が多いようです。

さて最近、最初にお話しした言葉だけではなくこの時期になるともう一つある傾向が見られるようになりました。

それは雑誌媒体で「終活」や「相続」、「老後資金」などといった特集が増えるようになったということです。

例えば次のような感じです。

AERA8月15日号 「お墓はもういらない」

週刊ダイヤモンド8月6日号 「どう生きますか 逝きますか 死生学のススメ」

同8月13・20日号 「どうする!「実家」の大問題 空き家 片づけ 相続まで」

日経トレンディ9月号 「損しない 親の私の老後のお金」

他にもメイン特集ではないけれど「老後」「相続」といった言葉が入った記事などもみかけます。

そういえばテレビやラジオでも遺言とか相続といったお話しを去年は聞いたような気がします。

みなさんもご存知のようにお盆というのはご先祖様の供養の時期であり、親族の行き来が増える時期でもあります。

そして、これはわたしもそうですが、先々のことをいろいろどうするか考えたり話したりする時期なのかもしれず、そこへ先ほどお話ししたような特集などが各媒体で発信されるのでしょうね。

私自身、開業の際に遺言や相続関係の業務をしていくことを決めました。

その辺については遺言や相続に関する業務の内容をご覧いただければと思います。

ただそのことだけではなく、もう一つありまして実は親父の骨をいまだに墓に入れていません。

以前にお話しをしましたが(親父のおもいでというお話しをしています。)あまりに急にお迎えが来たもので、用意も何もしていなかったのです。

詳しくはまたおいおいお話ししていきますが「手元供養」と呼ばれる状態になっています。

まだお墓も用意していなかったし、そもそも実家は今までの家から出ている家なので歴代の墓なるものに入る予定もなかったんですね。

加えて弟は家族を持っていますが、長男の私は独身で東京に出てきています。

果たしてどういう風な形がいいのか考えることも最近増えてきたのです。

今まで私は「終活」という言葉が正直あまり好きではありませんでした。

最近「○活」という言葉が多いのですが、本来の意味合いとは違ってしまってどんどんビジネスっぽい方向に進んでしまっている気がするからなんですね。

ただ親父を見送って時間が経ちいろいろ考えさせられることが増えました。

「終活」という言葉の意味にあまりこだわりすぎず、残された母親自身と自分たち子供とのことを考え最良とはいわないまでも、少しでもいい形で進んでいくようにいろいろ考えていきたいということが長くなりましたがもう一つのこういう業務を始めた理由でもあるのです。

さて前置きが長くなりましたが、私も帰省の時期でもありますので、今日からしばらく「終活」とお墓に関するお話しをさせていただきます。

ただ今日は総論みたいなお話しとして、「終活」の全体像のようなものをお話ししたいと思います。

 

終活の4つのポイント

先ほどもお話ししましたが、いろいろなところで「終活」という言葉が取り上げられるようになりました。

この「終活」ですがあまりに大きくとらえられすぎていて実際何をどうするのかということを考えさせられます。

そこで「終活」を考えるうえで必要な4つのポイントをあげてみます。

①財産の管理

どのような財産があるのか把握し、また旅経つまでの生活費用などの試算も考える必要が出てきます。

またこれはのちのち相続問題にも絡むところです。

自宅の処分も含め誰にどのように財産を相続させるか、という点を考えることになります。

具体的には遺言書などを使って意思を表示したりいわゆるエンディングノートを活用したりすることになるのでしょう。

②居住地の問題

今の自宅にずっと住み続けるのか、子供のもとへ行くのか、各種施設の利用を検討するのかといったことを考えていきます。

これは親子での話し合いが必要ですし、身寄りのいない方や親族と縁遠くなっている方はライフデザインとしてどうするかの判断が必要になります。

また施設を利用する場合には費用の捻出をどうするか、という問題も出てきます。

③見守りの問題

これは②とも関連するのですが、施設を利用しない場合、あるいはギリギリまで高齢者が一人で暮らす選択をした場合、誰がどうその高齢者の様子をケアしていくのか、という問題があります。

年齢や健康状況、近隣との付き合い方や自治体の制度で利用できるものがあるかなどといった観点が出てきます。

④墓、祭祀の問題

今回お話ししていく点はここになります。

これはまさに「親子終活」が必要ともいえる、話し合いがとても重要な部分になります。

また最近は多様化している側面もあり、どのような葬儀や供養の方法をとるのか親の意思や子の想いをすり合わせる必要もあるでしょう。

 

ということで一回目はこのあたりで。

次回からは具体的な葬儀や祭祀、お墓の話など自分の経験も交えながらお話ししたいと思います。

 

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