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基本から考える家を購入する際のお金の話~その1~

先日「どこに住むか」というお話をシリーズでしておりました。

購入か賃貸かということも大切ではありますが、購入するという選択を取る方はもちろんたくさんいらっしゃるわけです。

今日は家を購入する際のお金のことについてお話したいと思います。

 

住宅購入資金の全体像

そもそも家を買うのにいくらかかるのでしょうか?

何か「いまさら聞けない話」みたいな感じですけど、まずその全体像からお話ししますね。

基本的な住宅購入資金の考え方は次のようになります。

「住宅購入資金=物件価格+諸経費=自己資金+住宅ローン」

当然ですが家を買うのに家の代金を考えない人はいないと思います。

これに加わってくるものがいわゆる「諸経費」といわれるものです。

この諸経費の目安ですが、FPのテキストっぽい言い方をすれば、新築物件の場合は3~7%、中古物件の場合は6~10%程度になるといわれます。

で、大切なところですが、この物件価格つまり代金と諸経費の合計が自己資金と住宅ローンの合計とで同じになることが必要になってくるわけです。

これも教科書のような言い方ですが、自己資金が2割、ローンが8割とはいわれます。

もっとも今の時代は8割以上の貸し出しが可能な住宅ローンはたくさんありますし、昔の頭金を自己資金でまかなわなければいけなかった時代の名残とも考えられます。

ただ先日防災と「どこに住むか」という考え方~その5~でもお話しましたが、万一被災したときの二重ローン問題の不確定さを考えれば、あまり借入金が多くなるプランは避けたいところではあります。

最近は相続時精算課税制度や親御さんからの住宅取得取得資金贈与を受ける制度もありますので、利用が可能な方は考えてみてもいいかもしれません。

ただこれは余計なお世話なのですが、ご兄弟姉妹がいらっしゃる方が自分だけこの制度を利用させてもらって、他の兄弟姉妹から「自分たちが家を買ったときは何もしてもらえなかった」というお話が出そうな場合、先々トラブルが起こる種を生むことになることにはくれぐれも注意が必要です。

 

新築と中古、諸経費の違いは何か?

さて先ほど諸経費について新築物件の場合は3~7%、中古物件の場合は6~10%程度になるとお話しました。

ではなぜ新築と中古で違いが出るのでしょうか。

この理由は、簡単に言えば「仲介手数料」の存在です。

中古物件を購入する場合、一般的に見て当事者間どうしで売買するケースは少数だと思います。

不動産仲介業者さんのところへ足を運び、物件を案内してもらう形が普通です。

で、成約すれば不動産仲介業者さんに手数料を支払うことになります。

これもよく言われるところですが、簡易計算としての仲介手数料の目安は

「(物件価格(契約金額)×3%+6万円)+消費税」

という計算になります。

仮に物件の価格が3000万円だとすれば、税抜きで96万円、これに消費税8%なので1,036,800円ですかね。

これが仲介手数料です。

ところでこの新築と中古の違いが仲介手数料とお話しましたが、これは本当にそうなのでしょうか?

たとえば新築を注文住宅で建てるにしても土地をみなさんお持ちですか?

土地はどうやってさがすのでしょうか?

親御さんからゆずっていただける土地があるのであればいざ知らず、そうでなければ誰かに土地探しを頼むことになりはしませんかね。

住宅取得というとつい建物を建てる話を考えますが、空中に浮いている戸建てはおそらくないわけで、土地を探す必要があります。

その際に不動産仲介業者さんにお願いをすれば、当然土地に関しての仲介手数料は発生しますよね。

それと、同じ新築でもたとえば建売住宅の場合はどうでしょうか?

特に完成物件などが売りに出ている場合です。

これは紛れもなく新築物件です。

が、もしこの新築建売物件を仲介業者さんが紹介してくれた場合、これも仲介手数料がかかります。

郊外の地域ではこういう事例、けっこうあるんです。

昔あるイベントのセミナーでこの建売のケースの説明をしないで、新築でも仲介手数料がかかるケースもあることをお話したところあとからアンケートで

「新築には仲介手数料がかからないのだから、あたなの言っていることはおかしい」

というご意見をいただいたことがありました。

私も30代前半でまだ人前で話す経験が少なかった時期でしたので、うまく伝えることができなかったと反省していますが、こういう理由があったのです。

と今言っても仕方ないけど(苦笑)

ということでこの新築と中古の諸経費の違いが仲介手数料にあるという話は、全部が全部そうではないと思っていただいていいと思います。

不動産広告などの細かい概要のところに「媒介」とか「仲介」とか書かれていればそれは仲介手数料が発生する物件です。

時折ありますが不動産業者さんの広告でも「売主につき手数料不要」なんていう物件があればそれは手数料がかからないことになりますね。

ということでこのシリーズはまた明日に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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